サンライズ出雲で味わう、山崎。
旅ログ / 2022.01.07
手ブレがどうしても避けられず、残念な写真ですが、このグラスの中の液体の傾き、なかなか家の窓辺に置いたグラスでは、見ることができないものです。
これでわかりますかしら。
車内のご案内にある「←出雲・高松」「東京→」の表記。
そう、ここは現在国内唯一の定期運行寝台特急、サンライズ出雲の車内でございます。
それも、何を隠そう、A寝台、シングルデラックスとよばれる個室でございます。
神在月に出雲詣をいたしました。
私、ウイスキーの嗜好だけでなく、ちょっとした鉄(鉄・テツ:鉄道オタクの略称。乗り鉄、撮り鉄など多岐分野に分かれるが、私は乗り鉄にほんのつま先が浸かっている状態と自己分析)の素養も、父から受け継いでしまったようでして、特急電車や寝台列車が大好きで、東京から宮崎までまで18切符で行ったことがあるくらいには各停も嫌いじゃないですが、まぁ、それは別の話ですね。
とうわけで、復路をサンライズ出雲にするため、一ヶ月前にみどりの窓口に朝から並んだりとか、頑張りまして、ここに至ったのでございます。
往路は、新幹線と特急やくもで7時間掛けて向かったのですが、この旅の少し前に、こちらのリモートツアーを受けまして。
山崎蒸留所のリモートツアーを満喫する。
このツアー中の、蒸留所を空撮してる光景に線路が映っており、そこを電車が通過していました。その車体がシャーっと通り過ぎる姿を、私は新幹線だと思い込んでしまって、行きの新幹線、それはもう、京都を過ぎた瞬間からずーっと車窓を睨みつけ、山崎を探すようなことをしてました。
でも、よく考えたら、新幹線が高架じゃない線路走るか?みたいな…。めっちゃ危険じゃないですか。踏切とかありそうな線路でしたから…。あれは一体なんだったのか、と今思えば、なのですが。確認のためにもう一度参加するのはアリかも。いや、それなら蒸留所を訪ねよう。そうだ、そうしよう。
ああ、また話がずれてしまった。
私は、寝台でのんびりと一人夜の車窓を楽しもうと、このリモートツアーでは飲みきらず残しておいた山崎を抱えており、もし蒸留所が確かめられたら、行きに手をつけてしまっていたかもしれなかったな〜なんて思いながら、荷を解いていったのでした。
それにしても、小旅行のお供に、なんて素晴らしいサイズ感。
先述のツアー記事を読んでいただけると分かると思いますが、このボトルとグラスの入った箱がまた、足付きグラスを持ち運ぶのにもなんて適しているのかと!いちいち感心致します。
出雲では両親と一緒でしたが、父は出雲で買った七冠馬という日本酒を飲んでおり、ちょっとだけ…と我慢できずに飲んでしまった私の山崎は、父からは守ることができました。
12時間走るサンライズは、いろんな電車とすれ違います。
大きな窓には車内が映り込みまくるので、少しでも車窓を楽しもうと、なるべく室内灯を消して、シェードを落とすこともせず、過ぎ行く景色の中のボトルとグラスを堪能しておりました。
2021年は、バーに行けなかったな〜と、山の上ホテルのことがよぎりましたが、こんな景色の中で、初めての、こはくどき、を過ごしていたのでございました。
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