5日目:アイラ島4泊目、またまた宿を移るのだ。
旅ログ / 2019.02.16
B&Bの朝食はフルスコティッシュ。イギリスの素敵な食器が贅沢に並べられ、大きなガラスポットにオレンジジュースもたっぷり。
当然紅茶も用意されていて、可愛らしいイギリスのおばあちゃまは、このB&Bをとても楽しんでやっているのだなと伝わってくるようだった。
今日は宿を移るので、中々忙しい。
まず、インフォメーションで明日アイラ島を出る港近くのホテルを紹介してもらうことがポイント。
紹介してもらえたら、そのまま蒸留所巡りに。無理なら蒸留所巡りを半分諦め、港町へ移動してホテルを探さなければならない。いざ!勢い込んでいったかは覚えていないが、目的地、明日出発するPort Askaigにはホテルが1件しかなく、明日はもう満室で予約は無理だった。
ということは、最も栄えるBowmore町で探すしかない。
インフォメーションでは、BowmoreでもFULL だと言われたが、登録されていないB&Bのようなものもあるかもしれないし、と諦めずに歩き回った後で、ふと、…キャンセルとかあるかもしれないし、ダメもとで聞くだけ聞いてみよう!と駆け込んだ、地球の歩き方にも載っている、町では顔的ホテルのひとつでもある、BOWMORE HOTELで部屋をGet!
やはり当たってみるものだ。まさかBOWMORE HOTELに泊まれるとは。
トイレもお風呂も共同使用の屋根裏のようなベッドが2つと椅子だけの部屋だけど、全然問題なし!コンパクトだし、斜めになった天井はかわいいし、気に入った。
安心して荷物を置き、蒸留所巡りを開始。
この日の目的は、町の名前を冠する、BOWMORE Distillery。
ラフロイグと同じようにツアーが始まった。ガイドはHeatherさん。スコットランド王家の紋章のアザミである。
ボウモアには作業工程で出る熱を利用した温水プールがあり、町民たちの健康の一助となっている。設備はどれも素晴らしかった。
蒸留所には、日本からの撮影隊と思われる一団もいた。
その昔、ボウモアがサントリー所有になる前のウイスキーを飲んだことがあり、今もそうだが、ウイスキー飲みとして若輩だった私は、言われるがままに、「昔の方が美味しかった」「サントリーが名酒をダメにした」くらいな話を鵜呑みにしていたことがあった。しかし、アイラ島でその意識は変わることになった。
もちろん、マイナス面も少なくはないのかもしれないが、大企業の参入は、町に利益をもたらしたに違いない。
ラフロイグも同じだが、ツアーのアプローチの素晴らしさの背景に、我が国の企業の存在を感じずにはいられなかった。
そして、アイラ島の蒸留所がそれに該当するかは別として、閉鎖しようとしている、または閉鎖してしまった蒸留所に大企業が資本提供し結果絶やさずに済んで業界を盛り立てるのは、悪いことではないのではないかな、、と一ウイスキーファンとして、考えるに至った。
なんと!こんなに長々と書いたというのに、
更に続いてしまうのです…
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