LOCH LOMOND -ORIGNAL 美しき調べとともに。
晩酌ログ / 2019.03.07
今宵はLOCH LOMOND、ロッホローモンドで良いのかな。
初めてのボトルです。今回初見なのもあって、とりあえず、モルトウィスキー・コンパニオンで確認。
私の持っている本書は、2000年出版のものだけど、しっかりと掲載されている…。掲載されているボトルは、今リリースされているものとはかなり違うようだ。
全てのページに目を通したわけでもないし、当たり前なんだけど、知らないお酒がいくらでも出てくる。
なんとなく、『妖怪人間ベム』と同じような筆致と感じる雄鹿のイラスト。スリムに背の高い様子のボトル。丸みを帯びた足元。
ネットで検索してみたら、You tube のスコットランド民謡のタイトルにヒットして、思わず聴き込んでしまった。
驚いたことに、知っているメロディーだった。
ハイランドパークのグラスではあるが、まぁ、同じハイランドモルトということで、許してね。
美しい湖の風景を歌ったのかな、と思われるロッホローモンドなるスコットランド民謡に反し、蒸留所は工業地帯にあり、大工場の様相らしい、ロッホローモンド蒸留所では、グレーンウイスキーの生産もしているらしい。シングルモルトは、この一本のようだ。
最初の一口が、初めて何の気なしにウイスキーを口に含んだ時を彷彿とさせた。そのかつての印象は事実ではなくイメージ寄りだ。ウイスキーってこういう味がくるよね、みたいなあれである。
この香りがなんだと、あれこれ考え抜いたけど、表現できなかったけど、モルトウイスキーコンパニオンを読んでいて、わかった。
ボタニカルなんだ。植物系の香り。草、蒼、そんな感じか。
日々のことであるが、
翌朝、空になっているグラスの残り香を訊くのが楽しみだ。
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