晩酌ログ / 2019.05.04

ウイスキーの何が好きって、この琥珀色。液体が光を通した時の揺らめき、きらめきが私は本当に大好きで、暗い部屋で、一箇所、グラスにだけ光を通したくなる。

一人の夜に、リビングの白い壁に、ロウソクで反射させたウイスキーを入れたグラスを写して眺めていたこともある。

酔った頭では、とても特別な、素敵なことをしている気分で楽しくて仕方ないのだが、今こうして文字に変えていると、精神状態に問題があったのではないかと危惧される心配を禁じ得ない・・・。

あえて、我が家のリビングが底冷えする、冬だったりしてさ。

でも、この光は暖かいでしょう？

グレングラントをいただく。

いつも驚くのだが、このメジャーリザーブとか8年や10年は、なぜあんなに安価に流通しているのだろう。シングルモルトとは思えない価格だ。税別だと２千円を切ることもざら。

そして、ラベルやボトルキャップが、変わったの？変わってないの？という自体に度々遭遇。

その昔、古いお酒の方が高くて美味しい、いいお酒だとまぁありがちに決めつけていた。こういう味を美味しいというのだと信じて疑わなかった頃があった。

自分が歳を重ねるにつれ、若いお酒の刺激が心地よくなってきた。

そんなこともあって、ますますグレングラントにはお世話になっている。

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