these days / 2022.01.30

久々の出勤となった先々週のとある日の帰り道。

何か、少し気軽に飲めそうなお酒を仕入れておこうかな、みたいな感覚で立ち寄った東京駅は八重洲地下街。

コロナ禍で営業時間が変わった折には、試飲が17時までに短縮されていたり、さらには、試飲自体も中止してしまって、実に寂しい気持ちを味わったお店にて、久々に楽しんでまいりました！

色々悩んでTALISKER

PCを背負っていてそれなりに重いし、だけどなんだか今日は良い気分。

明日はお給料日だし！みたいな感じでね、思わず立ち寄ってしまった、リカーズハセガワ。

昨年末にちょっと覗いたときに、中止になっていた試飲が、再開していたことを存じ上げており、今度行こうとずーっと思っていたのでした。

試飲できる数が、5から3杯になりましたが、別にそんなことは。

5杯できたことが奇跡っていうかね。

コロナ感染防止のため〜というあれこれをこれまでに嫌という程見聞きしてきましたが、そのあらゆるものの中で、最もショックなお知らせが「試飲中止」のそれですから。

本当にありがとう。

私、静かに試させていただきます。そして、確実に購入しますので。

心の中で3回ほどそう唱えて、いざ。

いつもなんとなく、手が出ないなぁと思う価格のものを最初に選んでしまいます。

これが、とにかく美味かったのよ〜！

タリスカー、大好き。

もともと好きですよ。大好きです。

だけど、改めて強くそう思いました。だから、気になりますよね、『試飲ボトルは2005』のポストイット。

なるほど、買えるのは2009年のボトルなのかと頷きながらも、いま舌に転がるこの琥珀。やばいなぁ。これだけ感動しているけど、試飲ボトルとは違うのね、そうなのね。でも。

今日は、フィンラガンあたりを買おうと思ってやってきたのよ私…えーー、困るー。

情緒がなくてすみません、てな感じですが、心の声なんてそんなものです。

２本目はJURA

JURA 10yにしました。

大好きなボトルの一つ。

コントラバスのようなこのフォルム。

オレンジのこのモルトは、小さな島一面にあたる夕日の色なのだろうか、なんて考えたことも。

選んでから、ああ、今日はアイランズモルトの気分なのかなとか思いつつ、一口含んでは、もう一度、タリスカーに戻ったりしてね。

どうしようかな…。タリスカーは8千円かぁ…、試飲はあと1杯できるけど…、なんてことがずーっとぐーるぐると渦巻いてしまうのでした。

最後は Ardbeg で

今思うと、これ、うちにあるんです。

でもさ、アイランズモルトを2杯試飲して、アイラで〆たいと思っちゃったのです。

そして、スモーキーでしっかりとした風味の奴、とか。

うちにあるボトルはだいぶ少なくなっていて、最近手が出せないから無意識に選んだのかしらと思いつつ。

マナーを守って試飲させていただきました

背中にはパソコンがあるのに。

フィンラガンあたりを、と思っていたのに。

ここから、地下鉄の乗り場まで結構歩くのに。

そんなこと言っても仕方ないよ、無理だよ。

欲しかったんだもん。

家に帰るまでブツブツと、紙袋から覗くボトルキャップとなで肩に話しかけ続けておりました。

マスクがあってよかったね。

TALISKER仕入れArdbegJura

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