コルクの劣化、みなさまどうしていらっしゃる?
Bar “kohaku-doki” / 2026.08.11
あまりの放置っぷりの中、唐突に更新するのです。
2日の休肝日を経て、この山の日に、ようやく心が決まったミッションインポッシブルに挑むことにしたのです。
まず、プロローグから。
これは、なんと2025年4月23日に下書きに保存したもの。

かなり偏った私の棚。
飲み比べがとにかく好きなため、同じ蒸留所を揃えたくなる。
ラフロイグを全部揃えたいって思ったのがそもそもなんだけれども、頑張れてここまで。あとはBIGが当たったら30年とか、他を探しに英国に飛ぶことにしよう。
購入してからも、飲み比べがしたいので、一本ずつ揃っていく場合に、我慢できずにちびちびと飲み始めてしまって、次のボトルを手に入れられるまでにどんどん減っていって…なんてこともよくあります。
この中で一番残りが少ないのは、
実はいまちょっと、Hazelburnの1本で、コルクに問題が起きていて、早く救出したいんだけど、どうしたものかと悩んでいる。もげてしまって引っかかった状態で、落ちてはいない。同じサイズ感のコルクを手にするまで、とためらっておりますが、こういう時みんなどうしているんだろう…。
コルクを手に入れたら、コルクを潔く押して落として、ペーパーフィルターで漉して新しいボトルに移すくらいしか浮かびません。ソムリエナイフのスクリューがうまく引っ掛かればいいけど、以前、うまく行ったこともあるけど、コルクが動いちゃってスクリューで余計にボロボロにコルクを破壊してしまったことがある。
コルクが下に落ちちゃったら、ちょっと匂いが移ったり雑味が生じたりするだろうから、早くどうにかしたいけど…。
つか、何回やってるんだって感じですが、ヘーゼルバーンくらいなかなか買えないボトルではやったことがないので、本当にどうしよう。
何かいい案がないものかと思案中でございます。
そもそも劣化などさせないよう、最大限のケアを…って話なのかもしれませんが、素人なものでその辺りがまったく気が利いておりませぬ。
本来はワインのように横に寝かせるべきなのか?
もうちょっとお勉強が必要ね。
そして本日、2026年、山の日のプロジェクト。
整然と並べていた昨春とは違い、健康がどうのとか、まぁそもそもの収納スペース云々から、縮小を試みた我がコレクション。
久しぶりにボトルを拭いたりまたコルクを確認したりと、棚卸しを始めました。

昨春の、例のコルクの一本を、なんとか救出するべく、という気持ちもあったものの、それはどのコルクだっけかと、ヘーゼルバーン以外のものも注意深く拭いて確認していったところ、あー、これかぁ…と発見した気になっていたら、もう一本、ヘーゼルバーンの箱に入っていたもげたコルクのボトルを発見。
・・つまり箱に入れて、区別していたんですよ、前回。
先に見つけたと思っていたのは、前回はセーフだったボトルということです。間違いない。
2本ともヘーゼルバーン。思わず、スプリングバンクとロングロウのボトルも、改めて入念にチェックしました。

悲しいことになったのがこちら。
昨年に発覚したのが、13年です。そして本日分かったのが、8年。
お店でも見かけなさすぎて、家のボトルを空にできないヘーゼルバーンは、ほっとすると私にとっての最上の逸品はこれではないか?と口に含む度、思わせてくれました。
コルクが琥珀にぷかぷか浮いている状態で飲み干すようなことになりたくないと思ってしまった瞬間から、手が出せなくなって早1年と4ヶ月弱。
今日私は、思い切ってやります‥!
作戦としては、まぁ、コルク抜きやピンセットを駆使してコルクを引っ張り上げる。
液体はペーパーフィルターで濾して別のボトルに移す。以上。
別のボトルは、何度も浄水入れとして使ってきた、ラフロイグのボトルたち。
脆そうなコルクの様子から、ボトル口から引き出せずに押し込んでしまう予感がビシビシとありました。
だって、こんな感じ。どこに焦点が…な画像ですが…

家中の栓抜きをかき集めて、一番なんとかなりそうなものを手に、いざ!
I did it!
叫びたい。

抜けたコルクがこちら。
上が8年、下が13年のコルクです。上から見た感じは、13年のコルクの方がだいぶ酷かったですが、画像では8年の方がやばそう。
濾した少量のヘーゼルバーンで、ラフロイグのボトルをコーティングして、もったいない…!と歯軋りしながら捨てまして、ゆっくりゆっくり残りの琥珀をボトルに落としてゆきました。
ハラハラしながら2本分。

というわけで、今宵のこはくどきは。ヘーゼルバーン13年。
ここからは、エピローグ。
多分2年ぶりくらいの味わい。
そりゃぁ、コルクの影響はそれなりにあると思うけど、美味しい…。本当によかったちゃんと味わえて。
世知辛いうつつ世に、ほんのひとときの夢ごこち。まさにそれがこはくどき。
コルク事件がなかったら、それを克服しようと思わなかったら、ヘーゼルバーンを味わえるのはいつのことになったことやら。
更新も。
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