Bar “kohaku-doki” / 2025.04.23

長らく放置してしまっていた当ブログ。

あいも変わらず休肝日を設けなくてはと思いながらも年間360日飲む暮らしが続いている私も、今年50歳を迎えようとしています。

一昨年、飲兵衛の父が亡くなりました。食道癌からの食欲減退、栄養不良という流れでの他界。お酒だけは最後まで飲み続けていたものの、本当に食べる気がなくなっていく過程は、考えさせられました。

生涯現役の酒飲みでいること

これは私の人生のテーマの一つですが、健康体でなければと常に思っております。

自分のことを全て自分でできる状態で長く生きる、伸ばしたいのはあくまで健康寿命。まぁ誰もがそう思っているでしょうが、とにかく真剣にそうあろうと心がけてはいるのです。

でも、毎晩飲んでしまっていて、翌朝に残るなぁと感じる日も、40歳そこそこの頃より増えてきた。その実感は、翌朝いつまでもゴロゴロしたり、起きて猫のお世話を終えた後にヨガマットの上に転がったまま目を閉じて1時間記憶がなかったりした後に襲ってくる壮絶な悔恨。

その度によぎる、いっそ断酒すべきなのでは、の思い。

しかしそんな日に限って、仕事の帰り道に八重洲地下街でウイスキーを選んでいる。

私はアル中なのか？もうすぐ飲んでないと手が震えるんじゃないか？とか、あの父の子だぞ、とか49にもなってそんなこと考えてしまったりするのですよ。

今まで自分が試みてきたこと、挙げてみる。

• 出社日前夜は飲まない
• 出社した日は飲んでいい
• 旅先にお酒を持って行かない
• 決めたタスクをやったら飲んでいい

…思ったより、やったこと少ないかもしれないわ。

この中で、ちゃんとできているのは、

• 旅先にお酒を持って行かない

この一つだけだが、これも例外はある。

サンライズ出雲で味わう、山崎。

こういう、敢えて、の旅では嬉々としてその時間を楽しむことにしている。滅多にあることじゃないので、いいだろうとは思う。

あとは行った先で素敵なバーがある、ホテルステイなんかは変わってくる。

そんなことをしていたら、年間の日数的に2桁休肝日を持てたら、よくやった！なんてことになった。

とことん己を甘やかしてきていたと、心から思わなければならない。まぁみんなそんなもんでしょ、とかひょこっと顔を出す自分にビンタを喰らわせたい。

だって、著名人が食道癌や大腸癌を公表した記事に、かならずといっていいほど添えられる　”酒豪で知られた”　なんて一言。

さらには、アルコール摂取によって確実に脳は萎縮していくという検証結果が出ているとかいうし、私、ウイスキー大好きだけど、もっと大事に思っている脳みその存在。比べることじゃないが、同じくらい関心が高い分野なんです、本当に。

トニカクー！愛するウイスキーを飲むことによって患うのは嫌だ。そしてなにより、酔っ払うために飲むのも嫌だ。

美味しい食事を舌と鼻で感じて何度も思い出すように、鼻と舌で感じたいし、遠い汐の香りや荒々しい風に晒されたあの樽の光景に思いを馳せながら、生涯飲み続けたいと思っているし、その生涯とは60、70代で終わる人生の話をしてるのではない。

さて。

毎朝猫が起こすのとか、欧州サッカーを楽しみたいとか、そんな理由から、10代の私が知ったらどれだけ驚くであろうか、4時台に起きるような日々を送る今年50歳になる私。

しっかりとした認知能力をもっての健康長寿を当然望んでおりますから、睡眠時間は大事だし、ただ寝られたらいいってもんじゃないって思っている。詰まるところは質ね。

質より量って言葉があって、質を求めるにはまず量から、というのは睡眠には絶対向かないと思うから、本当に寝具とか、私ができるレベルでですがいろいろ試してきた。

そうして、寝酒は避けるべし、就寝3〜4時間前には飲酒をやめる、という、ずーっと避けたかったことに、現在取り組んでおります。

朝4時に起きる私は、まぁ、遅くとも22時には寝なければと心得ている。理想は21時。あくまで理想。現実的には、21時半までにはベッドに潜り込み目を閉じることを日々目指している。

と、いうことで、

飲酒は18時まで！

これができない日は、肝臓を休めるべし。

心に決めて、4日目。

出社日の昨日は帰宅が18時ちょうどくらいだったので、今月初めての休肝日。

今宵（宵？）はリモートだからこその幸せなひととき。

そうだった。

飲む時は飲み比べて、ブログにあげる

そう試みたこともあった…

LAPHROAIG

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